自根/接木成木の生長比較　　　　　2008年11月調査開始

ハイブッシュ系自根苗の場合、各地の生産者を訪ねると、3〜5年は順調に生育していたのですが
、果実生産が本格的に始まる7年以上になると、樹性が落ち剪定を強くしても回復しない園が多く
見受けられるようになりました。

各地のハイブッシュ生産者の自根成木、と接木成木との成長比較をレポートします。
こんなブログも有りました。2009年12月追記　

自根苗の成長

植え付け10年以上のノーザンハイブッシュ強剪定をしても元気なシュートが出なくなりました。
一部栽培を諦めました。

　
チップ使用しない、潅水設備有りの園　　　　　　　　　　　チップを使用し、潅水設備無しの園

植え付け6年のノーザンハイブッシュ系(樹高約1.3ｍ)、木の生長も悪く元気なシュートも出なくなって来ました。
果実の品質、収量を考えると、もう営利栽培は無理と思われます。

　
ブルークロップ12年生　強剪定(収量激減)　　　　　　デューク7年生樹高約1.8ｍ　成長は順調
後2年目→樹性回復？

接木苗の成長　

　�@スパルタンＢＳ　5年生

　
　樹高は1.7ｍ　大きい物は2ｍ位になりました。　　　　元気なシュートが出ています。

　
シュートはでませんが、サッカーは毎年少し出ます。　台木と穂木の境(台負け)は識別できなくなりました。


花芽も大きく充実しております。　大きな果実を収穫できると思います。

アリーブルー　左接木5年生　右自根7年生実も大きくならず枯れそうです。